【サマーキャンプ】
皆様こんにちは。
U15クラスを担当している金子です。
今回は7月中に行われたサマーキャンプの話を中心に書きたいと思います。
まずは今年初の試みとしてはD1D2とフレッシュマンカテゴリーを分けて実施したことです。
メリット、デメリットもちろんありますが私の率直な感想は分けて良かったと思いました。
メリットは分けて行うことによりより各カテゴリーに特化した練習がつめる。
同じBBクラスとはいえ2、3年生と1年生ではやはり練習する内容も違いますし課題も違います。
上級生は戦術を中心に下級生は神経系のトレーニングと個々のスキルアップが中心となります。
またコート外でも1年生はまだまだ自分のことで手一杯のことが多く、覚えていかなくていはいけないことがたくさんあるのでそれなりに行動に時間がかかります。
2・3年生は要領がわかっているので効率的に動きよりバスケットをする時間を多く獲得することができます。
先輩が後輩に教えることは非常に大事ですが、Jr Winter Cupや全国クラブ選手権を控えるこの時期にはどうしてもバスケットをしっかりと練習する時間を多く設けたかったので学年を分けることで例年に比べてバスケット集中する時間を多く作れたのではないでしょうか。
1年生は逆に誰にも頼れないので自分たちで考えながらオフコートのことも学べたと思います。
さて合宿の内容ですが、D1D2の方はチームの戦術を徹底して行いました、
初日は高校生に練習試合の相手をして頂きながら、よりチームの基礎のモーションオフェンスにに取り組みました。
理解度もかなり上がってきた印象ではありますがあとはどううまくトランジションバスケットと組み合わせて行くかが今後の課題です。
またさらに今回初の試みとして
コート外ではキャプテン・副キャプテンにSTAFFが共有している1日のデイスケジュールを配布しました。
コーチから指示するのではなく、自分たちで時間をみて行動して欲しいのと選手間だけで情報の共有をして欲しいからです。
初日時間をしっかり守れない場面がありましたが2日目以降は滞りなく終了できたと思います。
まだまだコミュニケーションの部分で課題は多く残りますが、今回の合宿でやりたかったこと確認したかったことは出来たので良かったです。
続いてはフレッシュマンのカテゴリーです。
こちらはバスケットより基礎作り年代。
練習ではやはり声が出ないシーンが多々。
食事ではジュニアアスリートとして食べなくてはいけない量が食べればい選手がほとんど。
そんな中、夜のミーティングでこんな話をしました。
ここは学校でもないし部活でもない、クラブチームです。
必ず入団しなくていけない場所ではなく、バスケットが頑張りたい学生が集う場所。
なので、声が出せない、食事が取れない、走れない、時間が守れない、練習を頑張れない
色々あるけどそれを頑張らせるためにコーチスタッフがいるわけではなく、今言ったことが頑張れる子たちをサポートするのが我々バスケットコーチです。
頑張れない子を頑張れ頑張れと応援する場所ではない。
出来なければ試合に出るチャンスがどんどんなくなるだけで、基本的には上の頑張れるレベル子達に合わせて活動していきます。
例えば、プロのチームが活動していくのに一番下手な選手に合わせて練習していきますか?
一番上のレベルの選手に合わせて練習して行くよね。
普及ではなく育成・強化となると厳しいですがそういう競争社会になっていきます。
なので、コーチから怒られないからOKではなく自分自身で目標を改めて頭の中でイメージして行動しましょう。
一人一人目標が違うなら行動も友達と一緒じゃおかしいよね。
寝る前に少しで良いから考えてねましょう。
そんな話をさせて頂きました。
少しずつ行動が変わってきている選手、変化がない選手もちろん様々ですがこの積み重ねが最後大きな変化を生みます。
この後も暑い夏が長く続きますが、一人一人が自分の目標を明確に持ち行動してくれれば良いなと思います。
頑張りましょう!