【周りの状況を常に意識をしてドリブルを突く】

 

本格的な寒さが続き、もうすでに冬本番になってきましたね。

こんにちは。
本間遼太郎です。

今日はドリブルの練習について書いていきます。
細かいメニューではなく、ドリブルを突く時に何を意識するのか、など僕が今まで実践していたことや考えていることを書いていこうと思います。
もちろんこれは僕自身のやり方や考え方なので、正解ではないです。しかし少しでも興味を持ってもらえたら試して欲しいと思います。

まず基本的なドリブルの突き方から。
みなさんもドリブルの練習で、指でドリブルを突くことを練習したことがあると思います。初めに親指、次に人差し指、中指、薬指、小指と一本ずつの指でドリブルをする練習です。
実はこの練習はとても大切です。バスケットボールを扱う時、手の平にぺったりとボールをつけることはほとんどありません。それはシュートも、パスも同じです。なので指先でボールを扱う感覚はとても大切になってきます。手の平が付いているとボールに指がかからずコントロールが難しいです。なのでボールを持つ際に、手の平がボールにつかないように持つことをまず意識しましょう。

ドリブルになれてくると、次は顔を上げてドリブルをしろと言われると思います。
ドリブルをしている時に下を向いているとディフェンスの位置がわからないし、ノーマークの味方がパスを欲しがっているのにパスができない原因になってきます。顔を上げてドリブルするということはとても重要ですよね。みなさんもわかっていると思います。
しかし、練習や試合で顔を上げてドリブル練習をしていてもディフェンスの位置が見れていない、わかっていない、ノーマークの味方にパスができない、ということがたくさんあると思います。

これはなぜかというと、この場合はただ顔を上げてドリブルしているだけだからです。

【なぜ】顔を上げてドリブルをするのか、ということをもう一度考えてみます。
1.ディフェンスの位置をしっかりと確認するため
2.ノーマークの味方にパスをするため
3.自分の目の前が空いていたらシュートも狙えます

もちろんこれだけではないですが、大まかに必要なものだと思います。

では練習をするときにこの3つを意識しながらできていますか?
ディフェンスがどこにいるか、ノーマークの味方がいるか、ヘルプディフェンスはどこから来ているか、シュートが打てる状況か、【意識をして】見れているかどうかが大切だと思います。
これができていないということは、顔は上げているけど周りは全く見えていないので、下を向いているのと変わりません。
これはバスケットボールの技術の中でもすごく難しいことだと僕は思います。
この顔を上げて周りを見るということはドリブルだけではなく、オフェンスのスペーシングやディフェンスのヘルプポジションやローテーションでも必要になってきます。

普段から周りをなんとなく見るのではなく、ディフェンスがどこにいるか、味方はどこにいるか、と【意識をして】【考えながら】周りを見てみてはどうでしょうか。

もちろん僕も小学生の時や中学生の時はうまくできませんでした。
でも今から意識することで確実にステップアップに繋がります。

わかりにくかったなという人は是非僕のところに聞きに来てください。
一緒に練習していきましょう。

それでは今日はここまでです。
ありがとうございました。