オフボール

こんにちは。

ジュニアクラス男子コーチの宮丿腰です。

現在、ジュニアクラスでは2対2や3対3を練習しています。
バンドオフ、ピックアンドロール、スクリーン(ダウン、アップ、フレアー)を選手の特徴やディフェンスによって使い分けられる様に様々なバリエーションを練習しています。

2対2、3対3はそれなりに出来る様になってきました。

しかし、試合は5対5でやるので残りの2人、3人の選手がオフボールとなります。

2対2、3対3がうまくいかなかった時にオフボールの選手の動きがポイントとなります。

そこで、今回はオフボールについて書きたいと思います。

オフボールと言う言葉は、皆さん聞いたことがあると思いますがあえて説明すると、

オフェンス時にボールを保持していない状態です。
逆にオフェンス時にボールを保持している状態をオンボールと言います。

バスケットボールは、理論上ではボールを保持している時間が1割、ボールを保持していない時間が9割と言われています。

バスケットボールの試合中の行動時間を算出してみます。

バスケットボールの試合時間は
1Qが10分×4Qあるので、合計40分となります。

基本、オフェンスとディフェンスは交代しながら平等に回数が周ってきますので、単純にオフェンスとディフェンスの時間は半分になります。

オフェンス20分、ディフェンス20分となります。
オフェンス20分のうち、コート上にいるプレーヤーが等しく同じ時間を5人でボールをシュアした場合
ボールを保持する時間は
20分÷5となるので、平均1人4分となります。

試合時間40分-ボールを保持している時間4分=ボールを保持していない時間36分となります。

この数字は、あくまで理論上ですのでポジションによりますが、ガードのプレーヤーがフォワードやセンターのプレーヤーより多くなると思います。
また、メンバー交代を考えると更に短くなるプレーヤーも出てくると思います。

ボールを保持していない9割の時間にどれだけチームに貢献出来るかがプレイヤーとしての評価やチームの勝利に繋がります。