ジュニアクラス
こんにちは。
ジュニアクラス男子コーチの宮丿腰です。
7月に入り柏市内の学校の体育館も使用出来る様になり、ほぼ通常の練習環境に戻ってきました。
なかなか試合ができない中、今週末と来週末に練習試合を出来る事になりました。
最近の練習では、とても良い感じでバスケットボールが出来ている様にコーチ陣は感じているので、実際のゲームの中でどれ位出来るのかとても楽しみですが… 不安というか課題もあります。
それは、シュートです。
どんなにナイスプレーをしても最後のシュートが入らなければナイスプレーになりません。
シュートの上達には練習しかありません。
どれだけ沢山打ったかが自信となのですが、試合の中で決める為には、もう一つ秘訣があります。
それは、イメージ(イメージトレーニング)です。
私がイメージトレーニングを知ったのは、中学生3年生の時です。
県大会の試合前のロッカーで、当時のコーチに「次の試合で自分が10本シュートを決めるシーンをイメージしなさい」と言われてやったのが初めてです。
結果、その試合で10本は決める事は出来ませんでしたが8本位決めた記憶があります。
実際に効果があったかは実感出来ませんでしたが、それ以来試合前には必ずイメージをしていました。
バスケットボールはその時の状況を瞬時に判断してシュートを打つのか、パスを出すのかを判断する必要があります。
判断を早くするためには、実際の練習も必要ですが、イメージトレーニングをすることによって更に練習効果を上げることが出来ます。
私は歳を重ねるごとに、イメージをより試合に近い状況でする様にしました。
先ずはシュートフォームです。
シュートを決める自信を持つために、ひとつひとつのシュート動作をイメージすることによって、シュート動作にブレがなくなりシュートが安定する様になりました。
次にシュートセレクションです。
バスケは試合中の状況によっては、シュートを打ってはいけない場面があります。
例えば、試合終盤で自チームが勝っている場合にシュートを打ってしまうと、シュートが入ればいいですが、外してしまうと、相手にボールをとられて点を入れられてしまうチャンスを与えてしまいます。
逆に24秒オーバタイムが迫ってきている場合に、シュートを打たなければ、相手チームのボールになってしまいます。
このように様々な状況をイメージして、自分がどのように動けばよいかイメージするようにしました。
次にプレッシャーのかかる場面です。
バスケは残り数秒でフリースローを決めれば逆点出来るなどの状況になる場合があります。
自分がその場合になったときに緊張しないように、普段からその状況や雰囲気をイメージして、緊張するのを防ぐようにします。
イメージはではかならずシュートを決めるところまでイメージするようにしました。
最後は自分が名シューターです。
自分がシュートの名手であることをイメージすることによって、潜在意識の中で自分が名シューターであることを認識させることで、よりシュートを外すイメージをなくしました。
イメージトレーニングだけでは上手くなる事は無いと思います。普段の練習にプラスαする事で上手くなる秘訣だと思います。
イメージトレーニングは時間も場所もとらないのでいつでもイメージトレーニングをすることを心掛けてみてはどうでしょうか。