ドリブルのポイント

 

各地で大雪が予想される今冬、寒さ対策に余念がありません。

こんにちは。

本間遼太郎です。

今回は前回の続き、ドリブルの状況判断について書いていこうと思います。

初めに前回の復習をしておこうと思います。

前回のポイントは「顔を上げる」とは、、、
といったところの話でした。

ドリブル中に顔は上がっている、でも状況判断ができていない、ということは前を見れていない。
つまり顔が上がっていても、目線が下がってしまっては下を向いているのと一緒です。

なので顔を上げ、「目線を上げる」「奥を見る」というところがポイントでしたね。
そして「意識的にディフェンスを見る」というところもポイントです。
自分の周りにディフェンスが何人いるのか、誰がノーマークなのかをしっかりと見て、判断するというのが前回話したところでした。

とても大事なことだったので繰り返し紹介させてもらいました。

今回は状況判断ができない、ドリブルが上達しないもう一つの理由について書いていきます。

状況判断がしっかりとできないもう一つの大きな理由は顔を上げてドリブルしていてもみなさんの意識はドリブルに集中しています。なのでしっかりと相手の位置、味方の位置、そしてヘルプディフェンスの位置を確認する余裕がありません。
これはドリブルとボールハンドリングの練習が足りていないということです。
練習前に体育館が使える時間がある時に、ドリブルを一生懸命練習する選手が、僕が来て3ヶ月間で1人もいません。
少しやっている選手もいますが、5分10分適当にドリブルを突いて、それで終わりです。
それはドリブルを練習したとは全く言えません。
その少しの時間のドリブルの練習では身になっておらずとても時間がもったいないと思って見ています。

単にドリブル練習といってもさまざまな種類のドリブルがあります。
大体の人がその少しの時間で行っているドリブル練習はクロスオーバーの練習、レッグスルー、ビハインド、などドリブルで相手の抜くための技の練習です。それ自体は全く悪いことではありません。
しかし皆さんはこれをずっと止まったまま練習しています。
実際の試合中はスピードをつけて切り返しを行います。その練習をしている選手がいないです。
なので試合中ドリブルミスをしたり、簡単にボールを取られてしまうのだと僕は思います。
もちろん初めは止まったまま練習するのはとても良いことだと思います。その後に実戦で使えるようにスピードを出した状態、ディフェンスを意識した状況で練習していくと格段にスキルアップすると思います。

試合を想定し、練習することはドリブルだけでなくシュート練習にも言えることです。
もっと「意識的に」ディフェンスを見る。
といったところを強化していってほしいと思っています。

前回の続きからここまで書きましたが、さらに長くなってしまいそうなので、次回もまた今回の続きから書いていこうと思います。

それでは、今回はここまで。

ありがとうございました。