バスケット上達の秘訣②

こんにちは。

今回は前回書いた上達するためには、の続きを書いていこうと思います。

みなさんは自主練習をしていますか?
自主練習というのはチームでの練習とは別に、自分で時間を見つけて行う練習です。【自主】練習という名前通り、うまくなりたいから自主的に行うものです。チームの練習時間は短いので自主練習を練習の前後の時間にすることは難しい状況です。そうなってくると必然的にそれ以外の時間、例えば学校での朝の時間、昼休み、放課後であったり、家に帰ってから家の前や近くの公園などで行うしかありません。自分で時間を見つけて少しでも多く練習した人が上達すると僕は思っています。なので1日に1本でもシュートを多く打つ、10回でも多くドリブルを突く、といったように意識を持って欲しいです。1日1本多くシュートを打ったら1年で365本打てることになります。10本なら3650本です。積み重ねることで、大きな数字になっていますよね。この1本の大切さを皆さんにも知ってほしいです。僕は高校生の時、朝に100本、昼に100本、練習終わりに200〜300本と合計400〜500本を毎日行なっていました。それでも試合中打ったシュートが全部入るわけではなく、調子が良い日もあれば悪い日もありました。どれだけやっても足りないという気持ちがあり、たくさん練習していました。僕は高校生の時からでしたが、みなさんは小学生、中学生の今からたくさん練習をすれば、もっともっと上達していくと思います。

そして自主練習をたくさんすることは大切ですが、自分がどうなりたいか、目的や目標をしっかりと持って取り組んでほしいと思います。
ドリブルが上手くなりたい、と思ってただドリブルを突くのではなくどういうドリブルが突けるようになりたいのか、そのためにはどういう練習をすればいいのか、考えてほしいと思います。
みなさんの練習前のシューティングを見ていても、ほとんどの人がただリングに向かってボールを投げているだけです。誰かと話しながらダラダラとしながらもったいない時間を過ごしているように僕には見えます。なので練習中や試合中もシュートの確率がとても悪いです。シュート練習を真剣にしていないのだから当然のことだと思います。僕が何回も言っているレイアップもその1つです。練習から適当なシュートを打つので試合中も入るわけがありません。レイアップを外すことが負けに繋がる、悪い流れに繋がるということがみなさんは全くわかっていません。毎日のように言っていますが負けてからでは遅いので、負ける前に気づいてほしいと思います。そのシュート1本で勝つか負けるか決まってくることを真剣に考えて取り組んでほしいです。その意識だけで練習はもちろん自主練習も、特にシューティングの意識はかなり変わってくると思います。

厳しいことを言うかもしれないですが、みなさんの目標を叶えるにはこれでも足りないくらいだと思います。自分はどうなりたいか、しっかりと考えて取り組んでいきましょう。目標達成に近道はなく、毎日の積み重ねが大切だと言うことを忘れないでください。

では、今回はこれで終わります。
ありがとうございました。