静岡遠征
こんにちは。
BBクラスの金子です。
先日のBBクラスの静岡遠征について書きます。
今回静岡遠征では、県でベスト4の強豪沼津中央高校にお伺いさせて頂きました。
取り組み方や人間力も素晴らしい学生が多くしっかりとおもてなしをされてきました。笑
最近運営側が多いので招待側が如何に楽か実感できて良かったです。
1日中試合もさせて頂き最高と言わざる得ない環境でした。
しかし!!
環境は最高でしたが、遠征は最悪でした。
今回、チームのベストスコアラーが怪我で離脱。
今週のCDLで男子はリーグ戦全て消化してさまうのですが、最後の二日間でなんとか勝ち星を増やして自力でプレーオフを決めたい大事な二日間です。
選手のみんなとも同じ認識を持って遠征に行ったつもりでした…
そして、チームのスコアラーが抜けてしまうことから戦い方も変えて望まないと行けない話もしました。
それを練習するためには打って付けの遠征です。
5人で動きズレを作って全員で1on1をしましょう。
そのためにはモーションオフェンスやセットオフェンスの機会を増やさないと行けません。
試合でまずはモーションをやってその中で修正していきましょう。
やらなくては修正できません。
案の定、何も考えずにリングに向かうだけのプレーが多く上手く行かない場面が多々ありました。
確認したいことが何一つできず、自爆ばかり。
一生懸命やることを勘違いしている選手が多いです。
3年生に関してはパニックで闘うことすら出来ず。
本当に情けない。
闘うのに一番大事な『観る』ということが出来ない。
闘うのに相手をみず殴りかかるだけ。
これは闘っているのではなく喧嘩しているだけですよね。
相手がこういう選手だからこうした方が良い。ここが苦手だからこうしよう。
ディフェンスが下がっているからシュートだ。
ヘルプの選手の背が低いからゴール下までアタックしよう。
『観て』判断をし相手を出し抜くためにどうするのか考え実行することが闘うことだと思っています。
ただ必死に走るのが闘うことではありません。
それこそ相手を観ずに毎回同じことを繰り返すということはロボットでも出来る。
そんな作業を永遠と繰り返していた3年生でした。
3年生のために大会で勝負がかかっていて怪我人もいる中、危機感が感じられずに本当に怒りより寂しい気持ちになりました。
本当に収穫がない2日間になってしまうなと本間コーチと話していて、あまりにも考えてやらない3年生を抜き2年生だけ沼津中央高校とやらせて頂きました。
昨日は1Q目で2点しか取れなかった3年生。
2年生は13点取りました。試合は負けましたが2Qで30点以上得点を取りました。
闘ってやろうの気持ちが全然違う。
スキルも体も高校生の方が格段に上でしたが、自分たちでどうしたら戦えるか考えながらプレーしていました。
そしてエネルギーに満ちあふれていました。
高校の先生にも昨日とは別チームだね。すごい。
と言ってもらえるほどの内容でした。
そんなプレータイムがない3年生に本間コーチから2年生と何が違うと思う?の問いに。
『シュートセレクションが違います』と、、、、、、
どこのチームのコーチが見ても気持ちがすごいとういう試合を見て気持ちの面での差を感じられない3年生。
これは本当にやばいと思い予定していなかったですが無理言って静岡県2位の城南中ともう一本お願いさせて頂きました。
ようやく最後の最後で3年生が少し奮起し今週のCDLに向けて僅かな光を感じて柏に戻れる!!と思い静岡を後にしました。
話はまだ続きます。
帰りに夕食ですが、いつもはスタッフが決めて弁当を配るのですが、今回は本間コーチと話し流石に意識が変わっているだろうということで自分たちで選ばせました。
来週の試合に向けてどんな食事をとり調整するのか楽しみでした。
まず選ぶまでに仲間とずっと話していて中々選ばない。
時間がないのに誰も焦らない。
そして、二日間ずっと試合をして疲れているはずなのに、メロンパンやお菓子。サンドイッチなど補食レベルのものしか選ばない。
飲み物もカフェオレや炭酸。
試合の遠征のはずなのにこの子達にとってはただの遠足なんだなとがっかりしました。
柏についてただバスから降りるだけなのに永遠とおしゃべりして中々降りない。
最後のゴミ拾いも3年生がやっているのに何も気づかない下級生。
最後はポジティブな話をして解散したかったですが、最後の最後まで気持ちのことや行動のところで怒らなくては行けなく本当に残念な遠征となってしまいました。
こんな状態で果たして今週末バスケットができるのか。
不安しかありません。
ともにバスケットで向上すためにやっているはずなのに上手くなることよりも試合に勝つことよりも、お菓子や炭酸ジュースが勝ってしまうことが残念です。
とはいえ今週の試合は確実にやってくるので私が出来ることに集中したいと思います。