『観て』『考えて』『闘う』チームになる。
柏市がまん延防止措置地域から除外され、いつも通りの日常が少しずつ戻ってきましたね。
しかし、ここで気を抜かず、体調をしっかりと管理して健康に過ごしましょう。
こんにちは。
本間遼太郎です。
今回は『観る』『考える』、そして『闘う』チームになる。
というテーマで書いていこうと思います。
『闘う』とはどういうことか?
バスケットボールでいう『闘う』ということは、相手がいて、相手に勝つためにどうやって守るか、どうやって攻めるか、その守る、攻めるもどうやったら守れるかを『考える』、どうやったら攻めれるか、どこだったら攻めれるかを『観て』、『考える』ことだと私は思います。
『闘う』
という言葉が使われている時点で負けようと思って闘う人、チームはいません。
試合、勝負、といった言葉でも同じです。
負けるために練習をしているわけではなく、負けるために試合をすることは絶対にありません。
なので『闘う』チームになるためには相手選手の状況、位置を『観て』、どうすればよいかを『考える』必要が必ずあります。
先週末に行われた静岡遠征でも、チームとして『闘う』ことが果たしてできたか、もう一度遠征に行った選手には考えてほしいと思います。
やみくもに一生懸命やるだけでは、『闘う』、『闘っている』とは言えません。
みなさんも試合で『闘う』ための練習を普段しているつもりだと思います。
まだまだ試合を意識して練習できていないということだと私は感じています。
『意識する』ということは『考える』ことにつながり、それは『闘う』ことにつながってきます。
楽しくやりたいだけであれば考える必要もなく、自分が好きなプレーだけすればいいですが、選手のみんなが『勝ちたい』と思っているならば今日の練習から意識を変えてみてください。
例えば、中学生でも遠征で試合をした高校生でも、背の高い選手に勝つためにはどうすれば良いか、、、
ボールを持たれてシュートを打たれてからブロックをしようとしても守れませんよね。
ここで『考える』ことが大切になってきます。
ボールを持たれて、シュートを打たれてからでは止められないのであれば、ボールを持たれる前から頑張って持たれないようにディフェンスをして、シュートをするのにボールを上に上げられる前に下でボールを取る、取れなくても下でプレッシャーをかけて打ちにくくするだけでもナイスディフェンスです。
この違いがわかりますか?
何度もやられているのに何も考えずに毎回ブロックしようとしてかわされ、決められることを『闘っている』といえるでしょうか。
私はこれを頑張っているとは思いますが、『闘っている』とは言えないと思います。
例えで背の高い選手を出しましたが、足の速い選手、ドリブルが上手い選手、外のシュートがうまい選手、どの選手、どのチームも特徴があり得意なプレーと不得意なプレーがあります。
それを観ずに考えずにただバスケットをするのではなく、相手を良く『観る』、どうすれば良いか『考える』ことがやはり一番大切だと思います。
書きたいことはたくさんあり、まだまだ足りませんが、まずは『観る』、『考える』というところから『闘う』チームになっていってほしいと思います。
それでは今回はここまで。
ありがとうございました。