【チームのために成長する夏へ】
こんにちは。BBクラスを担当しております、西島です。
6月は春の県大会、そして1年生にとって初めての遠征があり、バスケットボールだけでなく、人としても多くの学びがあった1か月でした。
県大会では、改めて「チームのためにプレーすること」の難しさを感じました。
試合の中では、自分のプレーがうまくいかないと表情や態度に出てしまう選手がいました。
悔しい気持ちになることは悪いことではありません。勝ちたいという気持ちがあるからこそ、思い通りにいかない時に悔しくなるのは当然です。
しかし、その気持ちをコントロールできなければ、自分だけではなくチーム全体に影響を与えてしまいます。
一人が下を向くと、その空気は仲間にも伝わります。
一人が声を出さなくなると、チーム全体の雰囲気も少しずつ苦しくなってしまいます。
逆に、一人の前向きな声掛けや行動がチームを救うこともあります。
バスケットボールは5人でプレーするスポーツですが、本当の意味で戦うのはベンチも含めた全員です。
試合に出ている選手だけがチームを支えているわけではありません。
仲間を応援すること。
声を掛けること。
次にコートへ立つ準備をすること。
それもすべてチームのために必要な役割です。
今回の大会では、まだ仲間が必死にプレーしているにもかかわらず、自分だけが気持ちを切らしてしまう場面も見られました。
「自分が試合に出ていないから関係ない。」
そんな考えでは、本当に強いチームにはなれません。
仲間が頑張っているなら、自分も最後まで一緒に戦う。
今、自分にできることは何かを考え続けられる選手になってほしいと思います。
また、6月には1年生だけでの初めての遠征も行いました。
初めて親元を離れ、仲間と生活を共にする時間は、子どもたちにとって非常に大きな経験になりました。
その一方で、生活面での課題もたくさん見つかりました。
寝坊による集合時間への遅刻。
公共の場で大きな声を出してしまうこと。
周りへの配慮が足りない行動。
どれもバスケットボールの技術とは関係ないように見えるかもしれません。
ですが、私はこうした日常生活の積み重ねが、コートの上にも必ず表れると考えています。
時間を守れる人は、試合でも準備ができます。
周りを見て行動できる人は、コートでも仲間を見てプレーできます。
感謝や礼儀を大切にできる人は、多くの人から応援される選手になります。
だからこそ、私たちは技術だけではなく、人としての成長も大切にしています。
失敗をしてしまうことはあります。
大切なのは、その失敗をそのままにしないことです。
「次はどうすれば良くなるのか。」
「次は同じ失敗をしないために何ができるのか。」
それを自分で考え、行動に移せる選手が成長していきます。
いよいよ7月に入り、夏本番を迎えます。
大会や合宿、遠征など、子どもたちが大きく成長できる経験がたくさん待っています。
苦しいことや思うようにいかないこともあると思います。
それでも、一つひとつの経験を仲間と一緒に乗り越え、自分の成長につなげてほしいと思います。
この夏が終わった時、「バスケットボールが上手くなった」だけではなく、「人としても成長できた」と胸を張って言える夏にしていきます。
私たち指導者も、一人ひとりと真剣に向き合いながら、子どもたちの成長を全力でサポートしてまいります。
7月もどうぞよろしくお願いいたします。