【チームトライアウト】
こんにちは。
BBクラスを担当しています金子です。
まず初めにJrが先月参加してきた台湾遠征での功績、チームを代表する者として心より嬉しく思います。素晴らしい大会を用意頂いた運営の皆様を始め関係者の皆様にも感謝申し上げます。また初の海外遠征にも関わらず快く引き受けてくれた選手・保護者の皆様にも改めてお礼を申し上げます。
さて、今回は先日行われたチーム内トライアウトについて書きたいと思います。
BBクラスU15はD1クラスとD2クラスにカテゴリ分けをする為に年で2回ほどチーム内トライアウトを実施します。
目的としては、『チーム内競争化を図るため』『できるだけレベルに合わせたカテゴリーで練習をしていくため』の2点です。
成長を促す為には絶対的競争心が必要です。バスケットだけでなく、社会全体として競争社会です。競争なので勝つ選手もいれば負ける選手もいます。
ここで重要なのは勝つことが重要なのではなく、勝つためにどのように努力していくかが重要となります。
具体的には自分の長所と短所を見極めてどの部分であればその分野で抜きに出ることが出来て目立つことができるか。
競争なのですが競争率が高い分野で勝つのは努力だけではなく才能もある程度必要となります。
例えば自分のシュートの才能が圧倒的に秀でてる場合はシュート力をより全面にだしていけば良いと思いますし、1on1が強いのであればそれも然りです。
しかしそこまで秀でて無い場合はどのようにしたら良いのか。
答えは人のやりたく無い分野で戦えば勝ちやすいのです。
そもそも民がやりたく無い分野なので競争相手が圧倒的に少ないです。
例えばディフェンスや声を出すこと、走ること。オフェンスの忠実に走り続けることなどなど。
才能が圧倒的に秀でているというのは日本全国でも一握りです。
であれば他の人がやりたく無い分野でどれだけ自分がアピールできるかが鍵となります。
競争社会を勝ち抜くため、どのような分野で努力をしていくのかを考え実施していく能力を身につけさせたいという思いからトライアウト制度としています。
今回のトライアウトでの感想は、上記のような思いはなく人より突き抜けようと取り組んでいる選手は見受けられず淡々とこなしている印象でした。
残念。
私自身トライアウトを受けプロの選手としてでプレーする機会を得た人間ですが、もちろん落ちた回数の方が圧倒的に多かったですし一回一回のトライアウトに全力を注いでいました。
そんな思いから、今回ブログを書かせていただいておりますが、もう少し競争心を持って日々の練習から取り組んで欲しいと思います。
これから7月に入り夏休みを迎えます!
1日1日を大切に頑張りましょう。