【山形強化遠征を終えて。いよいよ最後の1か月へ】
こんにちは。BBクラスを担当している金子です。
今月のブログは、山形強化遠征についてお話ししていきたいと思います。
いよいよあと1か月で、ジュニアウィンターカップがやってきます。
本当に早いですね。もう1年か、という気持ちです。昨年、あの舞台に立たせてもらっていたのが、まるで1か月前くらいの感覚でいるくらい、あっという間でした。
そんな中、今年の13期生もいよいよ最後の集大成の時期に入ってきました。
ここまで来たら、結局は今までどれだけ積み重ねてきたかです。最後の最後に特別な何かが急にできるようになるわけではありません。ここから先は、これまでやってきたことをどれだけ信じて、どれだけ出し切れるか。その勝負になってきます。
ただ、非常に残念なのは、この時期に来てもなお、バスケット以外のことで怒られることが多いということです。特に男子チームに多く見受けられます。
練習開始時間に間に合わない。
間に合わないのに連絡ができない。
相談ができない。
そういった、時間厳守や報告・連絡・相談といった基本的なことが、まだまだできていません。
でも、こういう部分ができていないのに、バスケットだけうまくいくわけがありません。当然です。
そして、ここをすっ飛ばして「とにかくバスケットだけ教えればいい」という話でもありません。
ここは、やり方だけじゃなく、あり方を学ぶ場所でもあります。どんな姿勢で取り組むのか。どんな人間であるのか。そういう部分も含めての成長だと思っています。
一方で、女子チームは非常に良い雰囲気で取り組んでくれています。
コーチ陣も新体制になり、不安な部分がまったくないわけではありません。けれど、そんな中でも彼女たちは本当に必死に、優勝に向けて準備をしています。
怪我人が多く、なかなかベストな状態にはなっていません。
それでも、気持ちの面での準備という意味では、非常に素晴らしいものがあると感じています。
男女で課題は違います。
ただ、それでもあと1か月で大会を迎えるという事実は変わりません。
そこで何を伝えたいかというと、やはり最後の大会に向けては、どういう心構えで臨むのか、どんなあり方で日々を過ごすのかが、ものすごく大事になってくるということです。
選手一人ひとりは、この大会をどう考えているでしょうか。
もちろん、高校でもバスケットを続ける選手にとっては、これがバスケ人生の終わりではありません。ですが、中学年代で、このメンバーで、このチームで目指してきた全国大会予選という意味では、これが最後です。
勝っても負けても、最後の全国大会予選です。
その中で、自分が今まで努力してきたことをどれだけぶつけられるか。そこが大事です。
試合に負けて、涙が流せるかどうか。
これはコートに立っている、立っていないは関係ありません。自分がこの大会にどれだけ思いをかけてきたか、自分がどれだけ本気で準備してきたか。そこにすべてが出ると思っています。
本気でやってきた選手ほど、負けたときの悔しさは大きいはずです。
失うものが大きいほど、悲しみも大きい。
でもそれは、それだけ本気だった証拠です。
だからこそ、そこまでの準備ができるかどうか。
最後に「やり切った」と思えるかどうか。
それはもう、選手一人ひとりの気持ち次第です。
また、女子チームにはひとつ悲しい知らせもありました。
チームの中心選手として支えてきてくれた選手が、膝の手術により、この最後の大会に出場できなくなってしまいました。
もちろん、本人が一番つらいです。
本当は誰よりもコートに立ちたいはずです。
それでも本人は、チームに少しでもプラスになるようにと手術を決断し、大会ではベンチから声を出してチームを支えてくれると約束してくれました。
実際に、コートに立ちたくても立てない選手はたくさんいます。
そんな中で、最後の全国大会予選という舞台でコートに立てるということが、どれだけ重くて、どれだけ特別なことなのか。そこはぜひ、全選手にしっかり感じてほしいと思います。
これは部活動でもクラブでも同じです。
人生の中で、こういう経験ができること自体がすごく大きなことだと思います。
スポーツって、やっぱり素晴らしいです。
もちろん、この世界には平等じゃないこともたくさんあります。
不公平だなと思うこともあります。
頑張ったから必ず報われる、というほど簡単でもありません。
それでも、大会当日を迎えたら、結果が出て、勝敗が決まります。
そこに対して言い訳をせず、覚悟を決めて、どちらが勝ちに向かってやり続けられたか。結局、スポーツはそこだと思っています。
だから、ここで言い訳は無用です。
そんな大事な経験ができる大会を、今年も迎えられることに感謝しています。
そして選手たちには、1日1日を大事にしてほしいと思います。
きっと後になれば、
「あの時もっとこうしておけばよかった」
「もっとやれたな」
そう思うことも出てくるでしょう。
でも、それもまた経験です。
とはいえ、やっぱり答えはひとつです。
男子も女子も、最後はあの舞台で笑顔で終わりたい。
そのために、ここからどんな準備ができるのか。スタッフも含めて、みんなでしっかり準備していきたいと思います。
まだまだやりたいこともあります。
まだまだ教えたいこともあります。
でも今は、とにかくこの大会に集中すること。
そこにすべてを向けてやっていきたいと思います。
いよいよ最後の1か月です。
悔いのない準備をして、本番を迎えましょう。
ぜひ、応援よろしくお願いします。