【春季リーグ開幕。課題だらけのスタート、それでも掴んだ大きな一歩】
こんにちは。BBクラスU15を担当している金子です。
2026年度が、いよいよスタートしました。
チームは4月1日から新体制へと切り替わり、気持ちも新たに新シーズンを迎えています。毎年この時期は、期待と不安が入り混じる独特の空気がありますが、今年もまさにそんな船出となりました。そして、切り替え早々の4月第1週から、ジュニアウィンターカップに向けたシード予選会を兼ねる「春季リーグ」が始まりました。
新チームが動き出したばかりのタイミングで大会に入るというのは、決して簡単なことではありません。まして今年は、チームとして非常に多くの怪我人を抱えた状態でのスタートとなりました。コンディションが整わない選手も多く、気持ちの面でもまだまだ本来の姿には程遠い。正直に言えば、決して万全とは言えない状態でこの大会に臨んでいます。
ただ、私たちが本当に見据えているのは、もっと先です。
最終的な目標は、10月のジュニアインターカップ予選、そして11月の全国クラブ予選会で結果を残すこと。そこに向かって、今何を積み上げるべきかが最も重要だと考えています。
そういう意味では、この春季リーグは「完成されたチーム」で戦う大会ではありません。毎年この時期は、まだチーム作りの途中段階。戦術や連携を深く作り込む前に実戦に入ることも多く、課題が浮き彫りになるのはある意味当然です。ですが、その中でもやはり“シード”の価値は非常に大きいものがあります。今後1年間のスケジュール、対戦の流れ、チーム強化の計画を立てるうえで、このシード権の有無は大きな意味を持ちます。だからこそ、簡単に見過ごせる大会ではありません。
そんな中で今のチームを見ていて、最も大きな課題として感じたのは、やはり基礎技術と基礎体力の不足です。
試合の中では、パス・キャッチ・ドリブル・シュート・ディフェンスの姿勢といった、いわゆるファンダメンタルの差がそのままプレーの安定感に表れます。少し流れが悪くなった時に立て直すまでに時間がかかること、簡単なミスが続いてしまうこと、競り合いの場面で一歩踏ん張れないこと、そのすべてが、基礎の積み重ねに直結していると改めて感じました。
もちろん、試合経験を重ねることで見えてくる課題もあります。しかし、土台がなければ、その上にどんな戦術も積み上がりません。どれだけ良い考えを持っていても、どれだけ勝ちたい気持ちがあっても、最後にものを言うのは日々積み重ねてきた基礎です。今のチームは、まだその土台づくりの真っ最中にあります。
さらに、今年は新1年生が多く入ってきたこともあり、チーム全体のまとまりという点でもまだ発展途上です。新しい仲間が増えること自体はとても喜ばしいことですが、その一方で、チームのルールや伝統、当たり前に大切にしている姿勢を共有するには、やはり時間が必要です。プレーの技術だけではなく、挨拶、行動、仲間への声かけ、練習への向き合い方、そういった部分を理解し、身につけていくことが、強いチームになるためには欠かせません。
4月は、いわばオリエンテーションのような期間。
新しい環境に慣れ、先輩たちの姿を見て学び、チームの一員としての自覚を育てていく時間です。そして5月からは、いよいよ本格的に「leovistaの一員」として、それぞれが責任を持って成長していってほしいと思っています。
ここから迎えるゴールデンウィークの合宿は、チームにとって非常に大きな意味を持つ時間になります。春季リーグで見えた課題を整理し、基礎を磨き、チームとしての形を少しずつ作っていく。技術も体力も、そして気持ちの部分も、一段階引き上げていくための大切な期間です。練習は決して楽なものではありません。苦しいこともあるでしょうし、思うようにいかない日もあると思います。それでも、選手一人ひとりが「自分は何のために頑張るのか」「どこを目指しているのか」をしっかり理解して取り組めれば、苦しい時にも踏ん張れるはずです。
そして何より、そんな不安定なスタートの中でも、チームはしっかりとシード権を獲得することができました。
これは大きな一歩です。もちろん内容には反省点が多く、決して満足できる出来ではありません。しかし、課題だらけの中でも最低限の結果を掴めたことは、今後につながる大きな材料です。10月、11月の本番に向けて戦っていくうえで、まずは予定通りのスタートを切れたことにひとまず安心しています。
ここからが本当の勝負です。
春に見つかった課題を、夏までにどこまで改善できるか。
個人として、チームとして、どこまで成長できるか。
その積み重ねが、秋の結果につながっていきます。
ゴールデンウィークの練習メニューも現在作成中です。私自身もとても楽しみにしています。選手たちがどんな表情で取り組み、どんな変化を見せてくれるのか。苦しい中でも前を向き、一つひとつを乗り越えていく姿に期待しています。
2026年度も始まったばかり。
まだまだ未熟なチームですが、だからこそ伸びしろは無限大です。これからの積み重ね次第で、このチームは大きく変わっていけると信じています。
今年も1年、温かい応援をよろしくお願いいたします。