【競争】
BB女子担当コーチの宮ノ腰です。
2025年度も残り1ヶ月となりました。
季節も冬から春へと移り変わるように、それぞれも変化を求められる新年度が1ヶ月後にスタートします。
バスケットボールをすること自体は変わりませんが、3年生、2年生、1年生それぞれがこれまでとは立場が変わり、見えてくる景色も変わってくると思います。
3年生にとって、中学バスケは一つの区切りです。しかし、それは「終わり」ではなく「通過点」です。
高校という新しい舞台では、これまでの実績は一度リセットされます。どれだけエースだった選手も、また一からの競争になります。だからこそ今、大切なのは結果よりも、新しいステージでの競争に立ち向かうための土台づくりです。
基本技術をもう一度磨くこと、体力・フィジカルを強化すること、自分の強みと弱みを整理すること、そしてバスケに向き合う姿勢を整えることが大切です。
次のステージでは、「うまい」だけでは足りません。継続できる選手、努力を止めない選手が競争に勝ち、自分の望むポジションをつかみ取ることができるのだと思います。
2年生は、これからは自分たちの代になります。今までは3年生に頼っていた部分も、これからはすべて自分たちの責任です。
声を出すのも自分、チームを引っ張るのも自分、苦しいときに流れを変えるのも自分です。
技術の向上はもちろんですが、それ以上に求められるのは「自覚」です。
エースになる覚悟、キャプテンになる覚悟、支える覚悟。
この1年間でどれだけ変われるか。
この時間の使い方が、目指している大会で見る景色を決めるのだと思います。
1年生は、入部した頃は先輩の背中を追いかける存在でした。しかし学年が一つ上がれば、もう「新人」ではありません。
基礎を完璧にすること、体力を誰よりもつけること、コート上で存在感を出すこと。
U15世代の成長はとても早いです。
1年で体も技術も大きく変わります。今どれだけ努力できるかが、来年の自分をつくります。
すでに競争はスタートしています。
チームメイトとの競争、ライバル選手や他チームとの競争はもちろん、自分との競争もあります。
3年生は未来との競争。
2年生は責任との競争。
1年生は可能性との競争。
立場は違っても、共通していることがあります。
それは「昨日の自分を超えること」です。
学年が変わるということは、役割が変わるということ。
役割が変わるということは、覚悟が変わるということです。
練習するコートも、試合をするコートも同じです。しかし、そこに立つ意味は変わっていきます。
だからこそ今、自分はどこへ向かうのかを考え、行動してください。
それぞれが一年後、成長した自分に出会えることを想像し、昨日の自分との競争に勝てるよう、一日一日を大切にしていきましょう。