【13期生卒団― ―子どもたちと保護者と、レオヴィスタが歩んだ3年間】

レオヴィスタバスケットボールクラブの代表兼U15男子コーチを務めております。
この度、13期生が卒団の時を迎え、それぞれの新たなステージへと巣立っていきました。
彼らと過ごした濃密な日々を振り返ると、様々な感情が込み上げてきます。
今回は、そんな特別な13期生への思い、そして支えてくださった皆様への感謝を綴らせていただきます。

男子チームは
正直に申し上げると、この代の男子チームは、スタート時の他チームからの評価が決して高くありませんでした。
実際、3年生としてシーズンをスタートした頃は、ほとんどの試合で負けを喫する苦しい状況が続いていました。
さらに頭を悩ませたのは、彼らが「バスケット以外のこと」で注意を受けることが非常に多い代だったことです。
オフコートでの振る舞いがだらしなく、そのペナルティーとして走り込みを課したり、長時間のミーティングを行ったりと、本来バスケットの練習に費やせるはずの貴重な時間が削られてしまうことが頻繁にありました。
しかし、彼らはそこから見事に這い上がってくれました。Jr.ウィンターカップ予選では県で2位という素晴らしい成績を収め、さらに全国クラブ選手権では優勝を果たし、堂々と全国大会への切符を掴み取ったのです。
この劇的な成長と大逆転劇は、まさに彼らの粘り強さと意地の賜物でした。
良い意味でまだまだ未熟な彼らだからこそ、高校という新たなステージでさらに心身ともに成長し、大いに活躍してくれることを心から期待しています。

女子チームには、指導者として本当に申し訳ない思いがあります。
毎年のようにメインのコーチが変わってしまい、選手たちには多大な迷惑と不安を与えてしまった代でした。
さらに追い打ちをかけるように、勝負の年に入ってからは怪我人が続出するという不運にも見舞われました。
満身創痍の状態で戦い抜き、結果は県大会3位。彼女たちにとっては、決して納得のいく結果ではなかったかもしれません。
しかし、これだけは断言できます。どんな逆境にも負けず、最後までチームとして戦い抜いた彼女たちは、間違いなく「レオヴィスタ史上最強の世代」です。
これは私だけでなく、コーチ陣全員が心から認めている事実です。

そして何より、13期生の保護者の皆様へ深く感謝申し上げます。
当クラブでの活動を支えてくださったのは、まさに皆様のお力でした。日々の練習や遠方への遠征での送迎は、本当に大変だったことと思います。また、決して軽くない資金的なご負担もおかけいたしました。
そして何より、時に厳しい指導を伴う当クラブの方針を深くご理解いただき、常に温かい協力体制を築いてくださいました。
皆様がチームの一員として支え続けてくださったからこそ、私たち指導者は子供たちの育成に全力で取り組むことができました。この強固なサポート体制なくして、今回の13期生の素晴らしい成長はあり得ませんでした。
本当にありがとうございました。

13期生の皆さんに最後に伝えたいことがあります。
君たちがこのレオヴィスタで経験したことは、まさに「社会の縮図」そのものです。
休んだら置いていかれる。サボったら「やらなくていい」と言われる。「できない奴は辞めちまえ」という厳しい言葉が平気で飛び交う、そんなシビアな世界を君たちは生き抜いてきました。
その中で培ったのは、技術だけではありません。
何より大切な「忍耐力」と、私たちのスローガンである『POUND THE ROCK』—岩を叩き続けるように、結果が出なくても、うまくいかなくても、決して諦めずにやり続ける「継続の力」を君たちは体得しました。
これから先の社会で本当に必要とされるのは、いかなる時でもやり続ける、この強さなのです。
レオヴィスタでの日々を誇りに思い、自信を持って、それぞれの未来の岩を叩き続けてください。
13期生の皆、そして支えてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。

POUND THE ROCK—君たちなら、きっと乗り越えていける。