ステップ

 

こんにちは。

ジュニアクラス男子コーチの宮丿腰です。

今回はスコアーするためのステップの種類について書きたいと思います。

ランニングステップ(踏み切るためのステップ)

走った状態からスピードを緩めることなく、1歩目の脚でボールを持ち、2歩目の脚で上方向に跳び上がるステップです。1・2のリズムで踏み切ります。

これはレイアップシュートを打つのに基本のステップです。

1歩目を前方向に大きく踏み込み、2歩目の踏み込み幅を小さくする事で、スピードを垂直方向に変えやすくなり、高く跳び上がることができます。

ストライドステップ
(ドライブを止めるためのステップ)

1・2(ワン・ツー)のリズムで止まりますが、2歩目ので真上に跳び上がります。ランニングステップと同じように、一歩目の足で、前方へ行こうとする力を吸収し、二歩目の足を踏んだ時に、足幅の間隔が肩幅くらいになるように止まります。また、安定して止まる為にどちらかの足を一足分前にずらした状態で止まります。

スピードに乗ったドライブを仕掛けた時に、ディフェンスを振り切れなかった場合や、ヘルプがいてレイアップに行けない場合に、プルアップジャンパーの時のステップです、

1歩目を前方向に大きくかかとから踏み込み、2歩目の踏み込み幅を小さく母指球を意識したストップする事で、スピードを垂直方向に変えることができ、高く素早く跳び上がることができます。

ワンステップレイアップ
(タイミングをずらすためのステップ)

通常のレイアップは「1・2」と2歩目で踏み切って跳び上がりますが、1ステップでは最初の1歩で踏み切ってシュートに繋げます。

ディフェンスがブロックを狙っている時など、タイミングをずらすためのステップす。

ワンステップではありませんが、逆ステップレイアップもタイミングをずらすのに有効です。

通常のレイアップ時のステップとは逆の順番で踏むステップです。例えば、右手でレイアップをするときは通常「右足→左足」の順ですが、「左足→右足」の順にステップを踏みます。ディフェンスのタイミングを外すことができます。

これらのステップは、比較的習得しやすいと思います。是非習得として試合で試してみましょう。

次回は少し高度なステップについて書きたいと思います。