ドリブル 動きの選択肢

 

暖かい日が続いたかと思えば雨が降ったりと、寒暖差がある日が続きますね。

こんにちは。
本間遼太郎です。

今日はドリブルをする時の動きの選択肢、について書いていこうと思います。

ドリブル、と一言で言っても様々な種類があります。これはブログの中でも何回か紹介していますよね。
ドリブルの技の種類もありますが、それ以外にもたくさんの動きの種類があると僕は思っています。

例えばドライブでシュートまで行く時のドリブル。このドライブでも真っ直ぐ抜ける場合は進行方向、つまりゴールに向かって真っ直ぐドリブルを突くだけでシュートに行けます。
しかしディフェンスにコースを塞がれた場合、切り返しやストップが必要になってきます。
その切り返しに使うのは、クロスオーバーか、レッグスルーか、ビハインドか、またはインサイドアウトか、クロスジャブか…
切り返しだけで今紹介した技以外にもこんなにもたくさんの選択肢があります。

また切り返すのではなく、ストップをするという選択肢もあります。

ではドライブで止められた時のストップの種類は?
両足でストップ、内側の足からワンツーでストップ、逆の足からワンツーでストップなど…
ストップだけでも今言ったものだけで3種類あり、まだまだ他にも種類はあります。

シュートに行けず切り返しも難しい、その場合は『ドリブルをやめず後ろに下がる』という動きの選択肢もあります。
僕はこの『下がる』という動きをとても重要だと思っています。
皆さんのプレーを見ていると、ドライブに行こうとしてディフェンスに止められると全員慌ててボールを持って止まってしまいます。そしてボールを持ってから次にどうしようか考えています。そのため止まった後にそのままボールを取られるか、慌ててパスをして取られるか、ミスに繋がることがとても多いです。
そこで、止められた時に後ろに下がることができたら、慌てずもう一度攻めることもできるし、安全にパスをすることもできます。
ディフェンスが付いてこないのであればシュートを打つチャンスもあります。
この動きはディフェンスを広げる効果もあるので、後ろに下がった後にパスをすれば他の選手が攻めるチャンスも増えます。

『後ろに下がる』という動きは普段の生活ではほとんどすることがない動きです。
なのでドライブをしようとスピードでドリブルをして、ディフェンスに止められた時、慌ててしまってその判断ができないのだと思います。

僕がドリブルのメニューを教えるときは必ず後ろ向きや横向きでのドリブル練習をするようにしています。
それはこの『後ろに下がる』ドリブルを身体に覚えさせるための練習です。
これを意識して練習をすると身につくのも早くなると思います。

後ろに下がる、ドリブルも体の向きはそのままで後ろに下がれる場合と、ボールを守りながら横向きで下がる場合があります。

今日は例えば、ということでドライブに行った場合の動きについて書きましたがこの文で紹介した動きだけで10個以上の選択肢がありました。
ドライブでシュートに行く際にこれだけのことを自分でどれが一番良いかを判断しながらプレーをしなくてはいけません。
なのでたくさんの種類の動きを覚えてそれをどんどん練習で試して自分のできるプレーを増やしていってほしいと思います。

それでは本日はここまで。
ありがとうございました。