バスケノート
こんにちは。
ジュニアクラス男子コーチの宮丿腰です。
今回はバスケノートについて書きたいと思います。
レオヴィスタでは、毎月バスケノートの提出がルールとなっています。
書く内容は、ある程度の決め事はありますが基本は各自に任せています。
なので、其々に個性が出ていて面白いです。
・練習メニューのみ書いている。
・練習メニューを図入りで書いている。(新しいメニューを取り入れた日)
・その日の目標と反省を書いてる。
・コーチに言われた事を書いている。
・練習のポイントを書いている。
・色分けをしている。
・疑問、質問を書いてる。
と、本当に様々です。
私はバスケノートを書いた経験がなく必要性をあまり感じ無かったのが正直なところですが、子供達のバスケノートを見る様になって必要性を感じる様になりました。
具体的な目標を書いていると、その目標に向かって練習をしているので取り組む姿勢が違います。
また、疑問、質問を書いているとその解決策をコーチに聞いて練習の中で解決しようとしている姿が見受けられます。
逆に、練習メニューのみ書いてる子はただ練習をこなしているだけです。
また、目標を書いていても、抽象的な目標だと何をどう取り組んでいるのかわかりません。
ノート一つで、上達率の差を実感しています。
特にジュニアクラスで感じるのは、新しい練習メニューを取り入れた後の其々の理解力の差です。
しっかりとノートに書いていると、次の日にスムーズに出来るし、よりポイントをおさえて取り組めています。
逆に、ノートにメニューの名前だけ書いていると、
次の日もまた一から説明を聞いて、その時だけ覚えてる感じなので、翌日もまた同じ説明をしなくてはなりません。
これは、記憶力も関係しているのかと思い調べてみました。
人間の記憶力は1度覚えた事を、
20分後には42%、1時間後には56%、1日後には74%と忘れてしまうそうです。
逆に、1日毎に復習すれば記憶力は上昇し繰り返す事で記憶が定着するそうです。
1日目は26%が2日目は50%に3日目には75%になるそうです。
年々、ノート内容が良くなっているのを実感し、子供たち其々の意識の変化を感じる反面、ノートを提出しなかったり、書いていないとでは上達の差が明確になってきているのも現実です。
バスケノートを有効活用して、上達率を上げていきましょう。