ミート

こんにちは。

ジュニアクラス男子コーチの宮ノ腰です。

今回はミートについて書きたいと思います。

ジュニアクラスでは、緊急事態宣言等の事情で予定していた試合が中止になったりと、しばらく試合がないので

今一度基本に振り替える為、今月はミートを中心の練習を行っています。

そこで、ミートの意味、使い方、上達方法を伝えたいとおもいます。

ミートという言葉の意味は、英単語で「会う」です。

バスケットボールではプレーヤーとボールが「出会う」ことからきていると言われています。

正式名は、「ミート・ザ・ボール」です。

ボールを迎えにいく動き、つまりもらい方のこと言い、オフェンスではとても大事な基本プレーになります。

ミートのメリット

・パスカットをされる可能性が低くなる。

・キャッチミスをする可能性が低くなる。

・次の動きにつながりやすい。

・ディフェンスとのズレを作ることができる。

このようにオフェンスにとっては良い事ずくめです。

 

ミートの種類

・ジャンプストップ

両足同時に着地するミートで、その後どちらの足もピポットフット(軸足)にすることができます。

・ストライドストップ

1,2のリズムで片足ずつ着地するミートで、先に着いた足がピポットフットとなります。

 

ミートの練習方法(一人でできる方法)

ジャンプストップ

1,スリーポイントライン辺りにリングに正対して立ち、バックスピンかけてボールをフリースローラインに投げる。

2,一方の足で踏み切り、両足でミートしてストップする。

ストライドストップ

1,ローポスト辺りにリングを背にして立ち、バックスピンをかけてボールをフリースローラインに投げる。

2,ボールに向かって走り、外側の足で踏み切り、内足(踏み切った逆足)、外足(踏み切った足)の順にミートしてスットプする。

どちらのミートもストップした時にトリプルスレットポジションでリングを向いていることが重要です。

 

ミートには、2つのストップがあり、ミートした後のプレー(シュート、ドライブ、パス)や、ディフェンスの位置を把握して使い分けができるとプレーの幅が広がりオフェンスを有利に行えるようになります。

 

私自身もミートを身に着けてからはプレーの幅が広がったの実感しております。

中学生からバスケットボールを始めましたが、当時は周りより背も高く、身体能力も少し高かったことからミートをしなくても、シュートが打てたりドライブが出来ていました。しかし、ステージが上がるにつれて自分と同じくらいの背や、身体能力の高い選手にディフェンスされるようになり、シュートが簡単に打てなくなり、ドライブも出来なくなってきました。そんな時に、ミートをすることを意識してプレーすることで、ディフェンスとのズレをつくることができ、いままでより簡単にシュートやドライブが出来るようになりました。逆に自分より身体能力が低い選手でミートのうまい選手をディフェンスした時はとても苦労しました。

ミートを着けることで、自分より優れた選手とマッチアップしてもチャンスが作れるようになるとおもいますので、この機会にしっかりと身に着けて行きましょう。