練習試合 男子編

こんにちは。

ジュニアクラス男子コーチの宮丿腰です。

今回は先月の4連休に行われた男女の練習試合について書きたいと思います。

男女共に市外の中学生に胸を借りてきました。

まずはコロナ禍の中、新人戦を控えているにもかかわらず練習試合を受け入れてくださり、また町クラブの理念をご理解頂き小学生を相手にしてくださり、顧問の先生をはじめ学生の方に感謝の意を表したいと思います。

男子は随所に練習で行っている事が試合でも出来る様になっていました。

特に状況判断(1対1)においては、しっかりとディフェンスを見てプレーが出来る様になって、ナイスプレーが多々ありました。

あえて言うのならば、パスとコミニュケーションが課題だと感じました。

パスに関しては、オフボールの選手がノーマークなのにパスが出せない。
また、自分にヘルプがきた時にパスをするが、バットパスになってしまいターンオバーで終わってしまう事が多いです。

パスが出せないのは、自分のディフェンスしか見ておらず周りの状況が余り見えてないのが原因だと思われます。やはりボールを持った時は必ずリングを見る(シュートを狙う)事をもっと意識する必要があります。
リングを見る事で、全体も視野に入り周りの状況が判断出来る様になります。

ヘルプがきた時のパスについては、選択肢(引き出し)を増やす事が必要になります。
この年代はディフェンスの上を通そうとしたり、人にパスをしたり、ボースハンドでパスをしてしまいます。

特に、ディフェンスが急に視界に入ってきた時に咄嗟にパスをしてしまいカットされたり、バットパスになっている事が多いです。

ディフェンスの位置、味方の位置、スペースをしっかり把握し、その状況に置いてベストなパスを選択する必要が大切です。

続いてはコミニュケーションです。

バスケットにおいてコミニュケーションは不可欠な要素です。
これは、アンダーカテゴリーからプロまでどの年代でも同じです。

コミニュケーションと言うと、ディフェンスのポジションやスクリーンプレーのスイッチの時のイメージが強いかと思いますが、それだけではありません。

今回の試合でも、コーチからの指示やガードの指示をメンバー全員が把握しておらず、バラバラな動きになってしまうケースが多々ありました。

特にガードが指示を出しても伝わらず、ポジションがしっかり取れてない状況でプレーが始まってしまいミスになってしまってました。

チームが統一認識でプレーしなければ、チームとして成り立たなくなってしまいます。

チームスポーツである以上、コミニュケーションは絶対に必要です。スキルやIQも大切ですが、コミニュケーションの必要性も意識して練習に取り組んで行きたいと思います。