試合をイメージした練習

こんにちは。

本間遼太郎です。

今日は何度か近いテーマで書かせてもらっていますが、常に試合をイメージした練習、というテーマで書いていこうと思います。

これは前に書かせてもらっている練習を試合で活かすためには、という内容のブログと似ているところがあると思います。

何度も書くということは、それがすごく重要だということだと思ってください。

みなさんは常に試合をイメージしながら練習ができていますか?

例えばドリブルの練習では、相手ディフェンスがいて、そのディフェンスを崩してドライブに行くイメージができていますか?

ボールをしっかりとキープして広い視野を保ったままドリブルができていますか?

試合を見ていてドリブルで失敗するケース、相手に取られるケース、様々なことがあると思います。

ここ最近で試合を見て思ったのは、練習の中で試合をイメージできていない、ということです。

どういうことかというと、ドリブルの練習をしていると、ただ一生懸命ドリブルをついているだけの練習になってしまっています。

それの何が悪いのか?

と思い人もたくさんいると思います。

止まってドリブルをする練習ももちろんあります。

しかし試合中止まってドリブルを一生懸命突く場面はありません。

下を向いて自分がミスをしないようにドリブルをして攻めれる場面が試合中にあるか。

どちらも試合中にはありません。

止まってドリブルを練習するのは動いて練習する前にドリブルの突き方を身体に覚えさせるためです。

ということは、止まって行うドリブル練習をする中でも実際の試合中の動きの中でどう使うか、どの場面で使うか、ディフェンスがどの位置にいる時に使うと効果的か、ということをイメージしながら行わなければいけません。

ミドルクラスの子たちには何度も話していますが、ドリブル練習のドリブルがいくらうまくなっても試合では使えません。

練習したドリブルを使ってディフェンスをずらしたり、ボールをキープしたり、ドライブに行くためにドリブルを練習しています。

この練習が、練習のための練習になっている選手がとても多いように感じます。

ドリブルやパス、シュートなど新しい技術を練習することがたくさんあります。

それを練習した技術を練習の中で使ってみよう、と意識して使っている選手が全くいません。

何のために新しい技術を練習しているか考えてみましょう。

それは試合で練習した技術を使ってドリブル、パス、シュートをしてほしいからです。

ではそれをどこで練習するのか。

試合でいきなり使おうとしても練習していないのでほとんどの場合失敗します。

ならば練習の中でその技術を取り入れて実際の試合で使えるように練習する必要があります。

その過程が抜けており、試合でいきなり練習と違うことをしようとして失敗する選手が多いように感じます。

練習ではたくさんミスをしてください。

ミスをしない選手は世界中どこを探してもいません。

いまはミスをしないように自分のできる範囲で練習していることが多々あります。

それでは技術は上達しません。

ミスをするくらい速く、強く練習し、プレーすることで自分のプレーがより速く、強くなっていきます。

試合中だけ速くドリブルをしようとする、強いパスを出そうとしてもそれは練習していないので焦ってしまってミスになります。

よく言われるのが、

練習は試合のように、試合は練習のように

できると練習では試合と同じ厳しさで、

試合は練習通り余裕を持ってプレーすることができると思います。

常に練習中から試合をイメージして、たくさんの技術を身につけて試合で活かしましょう。

そのための練習をどのカテゴリーも毎日行っているはずです。

あとは自分の意識、イメージ次第です。

このイメージを常に持ち、周りの選手と競い合い試合に臨めるようにしていってほしいと思います。

それでは今日はここまで。

ありがとうございました。