STEPUP CAMP
毎年恒例の新年度入って一発目の合宿、STEPUPCAMPに男子41名女子29名の70名で行ってきました。
この時期の合宿の一番の目標はチーム内でのコミュニーケーションとチームルールの理解徹底です。
まずはチームルールをしっかりと頭の中に入れること。
練習前やミーティング中などあらゆる時間を使って確認し合宿を行いました。
今年の一番は『FOR THE TEAM』
利己的な考え方は捨てにチームのためのどれだけ自己犠牲ができるか。
年々こいいう考えの学生が減っているように感じます。
バスケットはうまいけど,,,,,,
チームスポーツである以上はチーム第一。
そんなメンタルを身につけて欲しいものです。
さて合宿の内容ですが、本当に基礎の基礎を練習しました。
何事もそうですが、基礎を無くしては前に進めません。
運動力の基礎、バスケットスキルの基礎、精神の基礎、
どれも鍛えられるのが合宿の醍醐味です。
例年通りチームルール違反はペナルティーを走りました。
ペナルティー制度には賛否両論有ますが、私は色々と海外のバスケットを見た上でも必要だと思う派の人間です。
アメリカの強豪クラブの指導から聞いた話が私の中で一番すっと胸に入ってきたからです。
「このU15年代で一番大事なのは人間性を高めること。教養を伸ばしてあげること。バスケットは二の次。そこで考えなくては行けないのがこの先この子供達が社会に出たらとんでもない量のルール(法律)に縛られて生きていくことになる。そこでルール違反があれば刑罰を受けたり刑務所に入り人生が180度変わってしまう可能がある。であればたかだかチームルールなどA4の紙1枚に書かれた程度のルールをしっかりと理解し守る習慣を身につけさせミスがあればペナルティーを受け次回は同じ過ちを犯さないという習慣を身につけさせてあげることが最大の目的。遅刻してしまってただ走らせたいのではなく時間を守る重要性を伝えたいだけなんだ。これはNBAでやれば解雇になりうる事案だしNCAAでもそんな選手は即Bチーム行きだ。大人になっても走って済むなら大万歳だろ』
こんな話を現地のコーチはしてくれました。
そんな思いからルールを守る重要性を伝えています。
そんな今の子達にはハードな中合宿は進み、疲労がピークに達しても人数が多いせいか今年は比較的に声を出して練習を盛り上げながらやり切ってくれました。
当然数名心が折れそうな選手もいましたが、なんとか持ち堪えて最後までやり切ってくれたと思います。
最終日は体調不良者が複数名出てしまいましたが、できる限りは尽くして合宿をやり切ってくれたと思います。
例年通り食事が取れない選手は次回までにしっかり食べれるようにしましょう。
まだまだこれは新年度の始まりに過ぎません。
合宿だけで終わらせず、なんのためにこのチームに来ているのか良く考えてやるべきことに集中して行きましょう!!