【量より質】
こんにちは。 BBクラスを担当している金子です。 ようやく長くてハードな夏休みを終えました。 選手はもちろん、我々スタッフ陣もハードなハードな夏休み。 そして何より保護者の皆様にもかなりのご負担をお願いする夏休みです。 ただその労力は無駄にはなりません。 このハードスケジュールの中でどのように自分たちに厳しく過ごしていくか。 特にクラブチームはチームメートと過ごす時間は非常に短いので、この期間はより仲間を知るための大事な期間となります。 仲良しクラブでもないし部活動でもないので、みんな仲良くする必要はありません。 ただお互いを理解し認めることは必要です。 そのためには選手同士がコミュニケーションを取ること。 バスケット以外の話でも良いんです。 色々と話してこの子はこういう考えの子なんだとか、こういう性格なんだなというのがわかれば十分です。 そして、二つ目はこれまたクラブチームの課題である練習量を確保すること。 【量より質】 これには私も大賛成ではありますが、前提として量をたくさんこなしたからこそ質がわかる というのが前置きにあります。 それが何か量よりも質だけあげれば良いという話が一人歩ききて本質を忘れてしまっています。 量をこなしていない選手に質がわかるわけがありません。 量をこなす中で、少しずつこれは必要、これは無駄が、わかってきて洗礼されて質が向上していくものです。 絵描きが絵を描かずに行きなり質の高い絵を描けますか? 料理人が料理を対してしてないのに行きなり美味しい料理作れますか? この例を上げればイメージしやすいんではないでしょうか。 最後の最後は質ですが、まずは質を上げるための量が絶対的に必要です。 よってこの育成年代のこの時期はとにかく量だと私は思っています。 いくらシュートフォームを細かく教えても最後はひたすら打ち込んで身体に身につくまでやり切ることが大事です。 最後は、睡眠時間の確保。 これもクラブチームならではの課題ではないでしょうか。 割と夜の活動が多いクラブチームでは寝る時間を確保することが難しいです。 特に遠方からもたくさん通ってくれているレオヴィスタではこの部分が一番心苦しいのです。 なので保護者の送迎もしくは選手が公共交通機関を利用してできる限り日中に練習を行うことをコンセプトに実施しています。 この3つがこの夏休みに選手・コーチ・保護者を苦しめるポイントです。 しかしここさえ頑張れば必ず結果として現れます。 特に他のチームに比べて圧倒的に成長率が高いのはレオヴィスタの特徴です。 1年生の時に勝てなかったのが最後には...